活動情報

osamutomaru

日本🇯🇵

活動情報1/7
作品

山の器 1

基本情報

素材・技法
漆、木
サイズ・重量
高さ:48 mm・横幅:185 mm・奥行:140 mm・重量:108 g

作品説明

「山の器」は作者自身が里山から採取された木々を薪割りをする中で出会った惹かれる形の木材を、偶然にできた姿を生かしながら器に仕立てたシリーズです。手道具刃物のみで仕上げられた木地に、山形県産の日本漆のみをたっぷりと15回以上吸わせ塗り重ねております。黒に近く赤味の強い色は、その所以であります。 作為からは決して生まれない彫刻的な佇まい。暮らしの中で愛でてくださいましたら幸いです。

制作背景

素材の木は木目の詰まった桜。重厚な木材ですが、薄く仕上げてありますので手取りは軽やかです。内側は彫刻刀で仕上げ、外側は鑿打ちにて仕上げてあります。木目に逆らわず刃物の痕跡を残した仕上げは、朝、昼、晩と変化する光の変化をドラマティックに答えてくれるでしょう。 使用している漆は山形県産の日本漆100%です。 現在、日本の漆の自給率は僅か5%未満です。ほとんどが海外に依存している現状です。 私は山形の土地で細々と継がれている漆を採取するプロジェクトに参加しております。ここの漆の採取の仕方は大変特別なもので、樹齢50年以上の大木のみから木を生かしながら少しずつ採取する「養生掻き」というやり方です。国内の一般的な採取方法は樹齢15年ほどの若木から樹液を取り切って伐採し、次の木を育てる「殺し掻き」というやり方がほとんどです。後者のほうが収穫量は多いですが、漆木の枝葉や根が小さいため漆の濃度や品質は劣ります。 私たちが行っている「養生掻き」は色味も濃く硬度も高いのが特徴です。ぜひ本来の漆の存在感をご体験ください。

「活動情報」はクリエイター自身の制作・主催活動の記録であり、Marketでの販売状況とは連動しません。

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