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sumire.obata
日本🇯🇵
『春ごろも』は、春の風物詩である「鳥(メジロ)」と「桜」、「沈丁花」を表した作品です。春の訪れを告げる沈丁花が咲けば、やがて桜の花が咲く季節に移ろう。そして桜に寄り添うメジロが目に浮かぶ。メジロに桜と言う絵柄は、瞬間的な美しさ・共生・季節の移り変わりと言った深い意味合いを持たせています。桜は美しく咲きながらも、すぐに散ってしまう儚い存在です。その存在を留めたいと思い花びらを万遍なく描きました。潔く散る桜と言う言葉のように、その儚さが日本の美意識に深く結びついています。この3つのテーマは、切っても切れない関係性を築きお互い大切なものであると見て感じて頂けたらと思います。
本作品に用いられている「絵付け」は、人類が焼物を作り出した時代・古来より用いられていた長い歴史を持つ技法です。高温焼成により焼失しない陶芸専用の絵具や釉薬を用いて筆により幾何学的な模様だけでなく写実的に描いたり等、多種多様な描き方をする事が出来ます。歴史においてもデザインや各分野の作品に愛用され取り入れられてきました。「絵付け」の歴史を踏まえつつ私なりの描き方を追求していきます。
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