活動情報

hiragaaiko

日本🇯🇵

活動情報1/7
作品

花器「uzu〜渦〜」

基本情報

素材・技法
土(陶器・磁器)
サイズ・重量
高さ:140 mm・横幅:95 mm・奥行:95 mm・重量:520 g

作品説明

渦は生命力の源を表す形であり、植物と螺旋は「フィボナッチ数列」のように切っても切れない縁で繋がっている。そんな螺旋と植物の組み合わせを楽しめるように、この花器は変化に富んだ渦の彫刻を連続的に配している。 この作品は厚めのろくろ挽きの躯体から、彫刻するように彫りながら形を作っていく。 形を大まかに彫り出した後は、表面を削り整える。次に素焼きを行い、拡大ルーペを使い細部まで丹念に磨くことでシャープな造形とエッジ感が生まれる。表面は焼き締めで、釉薬のベールがないため、素焼き段階の磨きは非常にシビアに行う。焼き締め特有の土の質感が感じられ、造形が損なわれない仕上がりが特徴である。器を触ると、しっとりしているにも関わらずサラッとした爽やかな感触が楽しめる。底には 一部に銀を含む上絵の具を使用し700度で銀を焼き付ける「銀彩」という技法を使用した渦模様が描かれている。 器は全面的に変化に富んだ彫りが施され、どこを正面にしても物語が紡ぎ出せる。 花器にはもちろん、オブジェとしても楽しめる

制作背景

モチーフである渦は私の大きな創作テーマである。原始本能に訴える呪術的な魅力と、相反する科学的な螺旋運動が備わっているからか、非常に強く心を捉える。渦紋様は縄文土器やケルト・マヤ・インカなどの古代遺跡にも数多く使われている。一方、科学的な視点で見ても、太陽系が巨大な渦巻きの銀河系の一部であり、遺伝子の螺旋などミクロ世界にもその形は現れる。宇宙の神秘を感じる形として渦の魅力にハマっているのである。

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