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ジュリ ショウジ
日本🇯🇵
技法:手捻り 上絵付け 九谷焼の中でも頻繁に出てくる花鳥風月。 絵付で表現されることは多々あるが、立体に具現化して 「花の中心は、ただ綺麗な部分というより“境目”に見えることがある。 覗き込むと、覗き返される。 椿の中心を瞳にするのは、その境目を器の中に残したかったからです。」 椿の雌しべを、目に見立てた。 本物の椿ほどの大きさの盃に、静かな眼が宿っている。酒を注げば花が咲き、口をつけるたびに、その目と視線が合う。 飾っても、使っても、どこかこちらを見ている。
九谷焼は、上絵(色絵)による多彩な絵付けを大きな特徴として、器面を画面のように扱う“絵画的”な表現を発展させてきた焼き物です。 椿の中心(雌しべ)を瞳に見立て、視線が集まる焦点として器の中に置きました。 九谷の草花モチーフの系譜に連なりつつ、私にとっては鑑賞者を“見返す”存在感として、その絵画性を現代的に更新する試みでもあります。
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