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keiraku40
日本🇯🇵
本作は作者が啓樂を号としていた時代の作品である。 光を編む そんな意味でタイトルを付けている。 本体は竹を編む。それは東洋では当たり前のことだが、世界的にみるとその過程からすべてが美しく、高い評価を得ている。 アジア全域に広がる神話の時代から伝わる竹の技法。 その不思議な魅力を持ち、柔軟性と強靭さを持ち合わせる竹に海の光を集めたような貝をまとわせたらどうなるんだろう? そんな興味が生み出した作品が本作である。 光を編む そんな意味でタイトルを付けている。
竹を編む行為の日本の歴史は古く縄文時代にまでさかのぼれるようだが、古事記の中にもその存在が認められる。 山幸彦海幸彦の物語の一節で、兄の怒りをおさめるために、失った釣り針を探す弟(山幸彦)が釣り針を取り戻すために海に出る際に乗った船は「無目堅間(無間勝間)」の船である。 「竹で隙間がないように編んだうえで、そのわずかに残る隙間も埋めたもの」 この船に乗って山幸彦は海へと旅立つのだが、これは竹で編んだ籠に漆を塗って補強した籃胎技法の源流である。 現在でもベトナム地方では文献にでる「無間勝間」と思われる船が使われていることもあるという。それは半球状で日本人からみると一寸法師が「お椀」に乗って水上を進んでいるようにも見える。 竹という素材は神代から人と共にある、まさに天の恵みといえるだろう。
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