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カートは空です
sato.norikatsu
日本🇯🇵
「私は、自分が見たもの、経験したことだけが作品になると信じています。 51歳になり、故郷・羽島の空が少しずつ記憶から薄れていく中で出会った、相模原の夜空。その感動を忘れないために、私は箔を焼き、土を刻みます。漆黒の闇、湧き上がる赤、そして明滅する星のような銀の光。 この『星空の夜』は、こぼれ落ちていく私の記憶の断片を、磁器という永遠の中に繋ぎ止めるための、ささやかな抵抗の形なのです。」
「茶室という静寂の宇宙において、この花入れは、私が歩んできた51年の記憶の集積であり、相模原の夜空で再会した情熱の形です。 荒々しい土の肌と、熱によって定着した箔の輝き。 そこに一輪の花を添えることは、過ぎ去る時間に抗い、今という瞬間を鮮烈に刻みつける行為に他なりません。 伝統的な『侘び』の中に、私個人の経験という『熱』を投じる。 使い手の方の記憶と、私の記憶が、花を通じて静かに響き合う。そんな一刻(いっとき)を提案いたします。」
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