活動情報

keiraku40

日本🇯🇵

活動情報1/8
作品

曲輪造籃胎金糸塗盛器

基本情報

素材・技法
漆、木、竹
サイズ・重量
高さ:338 mm・横幅:338 mm・奥行:60 mm・重量:390 g

作品説明

曲輪と竹の編組の組み合わせの作品 縁の部分は厚み3ミリ前後の木材を10数本曲げて直径が少しづつ違う円を隙間なく作り、重ねる際にずらしながら段差を作り出している。 一つの段差に3本程度の材木を合わせている。 表面の細い色の線は、漆に豆腐を固く絞ったものを入れて作る「絞漆」を使つって仕掛けをしている。 通常の漆は、塗布すると水や油のように表面張力で滑らかな面になるが、この漆は刷毛の目などが残りやすくなる性質を持つ。 あえて凹凸を作った面に溜漆と呼ばれる茶褐色の透明感のある漆を塗り平滑に研ぐことで同心円状に細い線が見え隠れする表現にしている。 中央部は竹ひごで編んでいるのだが、編む前に竹ひごをそれぞれ塗ったものを編む。 事前に一本ごとにぼかした竹ひごを編むことで、通常の編んだ後の塗装とは違う表現を作り出している。

制作背景

竹は地下茎から約一年で成長する。タケノコがあっという間に成長する様子からも想像はむつかしくない。伸びた竹は2年から3年後には工芸素材として十分に使える原材料となり、人の手を加えることで繊細な編組から建材までさまざまに活用が期待できる。 アジアでは古くから使われていた竹は、漆と同時にまさに工芸素材としてはサスティナブルであり、可能性を含んだ素材である。 その出会いは古く縄文時代にまで軽くさかのぼる。是川中居遺跡の籃胎漆器などが有名であり、作者としても一度は実物を見てみたいと思う。

「活動情報」はクリエイター自身の制作・主催活動の記録であり、Marketでの販売状況とは連動しません。

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