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Yohei
日本🇯🇵
「良い風が吹きますように」風という目に見えないものに心を感じ、彩を感じるのは日本人の大切な感性と言える。過去には平安時代から、現代のポップスまで、「風」を比喩表現にするのは日本人に浸透している表現とも言える。私たちはこの感性を染める時に、余白を取り、多色で表現する。色には個性があり、また、ぼかしの形にも性格がある。それぞれが 使用者の持つ「風」とマッチしたとき、新たな作品が生まれる。私たちが染めるまで誰も出来なかった「白」を染めるぼかし染め。その名を「風彩染」と言う。図案は生け花の流派である「未生流」の免許皆伝により描かれ、花嫁のブーケからインスピレーションを得ている。そこに幸せな風が吹いている。2022年フジテレビ『やんごとなき一族』では、日本を動かす財閥夫人の衣装として採用されている。京友禅より歴史の古い、カチン描きという細密な描写も見どころの一つである。
ぼかし染めは「国風文化」に端を発する、日本の独自の感性である。『枕草子』に見える「ようよう明けゆく」のような景色の表現をはじめ、言葉遣いや和歌の返歌という文化にまで「ぼかし染め」は現れる。同時に「風」という表現にも他の民族には見られない文化を持つ。風が付く名称は2000を数えると言われ、特に「心の動き」を風にたとえることが多い。 「手描友禅」という名称は、江戸時代中期の「宮崎友禅斎」と出版社により有名になったが、現在は染めの多くを「友禅」と称する。技法の原型は、生地を濡らしながら染める「濡れ描き友禅」と呼ばれる。
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