活動情報

sato.norikatsu

日本🇯🇵

活動情報1/6
作品

昂炉輝彩 杯

基本情報

素材・技法
土(陶器・磁器)、金属
サイズ・重量
高さ:95 mm・横幅:90 mm・奥行:90 mm・重量:360 g

作品説明

昂炉輝彩(こうろきさい)」の哲学は、「つくる責任」を全うし、廃棄物を芸術へと昇華させる資源循環の美学です 。 その核心は、限りある自然資源を消費して作品を生む表現者としての自省にあります 。氏は、相模原市の家庭ゴミや下水汚泥を1300℃以上の高温で処理した「溶解スラグ」を、負の遺産ではなく新たな素材として再定義しました 。本来は最終処分場へ向かうはずのスラグを粉砕し、長石と混ぜて釉薬へと蘇らせることで、廃棄物に「茶色や薄いみどり」という新たな命の彩りを与えています 。 「昂・炉・輝・彩」の名が示す通り、高温の「炉」を経て有害物質を無害化し、素材が持つ本来の「輝き」を引き出すプロセスそのものが、地球の未来を想う氏の祈りです 。たとえ「小さな事、きれい事」であっても、社会課題に誠実に向き合い、循環型社会(SDGs)への貢献を芸術の力で体現すること 。それが、わたしが提唱する現代工芸の真髄といえます 。

制作背景

「昂炉輝彩」は、茶道の「わび・さび」を現代の資源循環に重ねた再生の美学です 。廃棄物を1300℃の炉で浄化し、釉薬として新たな「彩り」を宿すプロセスは、不足の中に美を見出す茶の精神そのものです 。限りある資源を慈しみ、「つくる責任」を全うして負の遺産を輝きへと昇華させる 。それは千利休の「見立て」の心を現代のSDGsへと繋ぐ、祈りにも似た表現の到達点です 。

「活動情報」はクリエイター自身の制作・主催活動の記録であり、Marketでの販売状況とは連動しません。

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