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[再販なし]
作品名「多枯の浦」は、能『藤』に詠まれる藤の名所・多枯浦にちなみ、藤の精が舞う幻想的な物語を薄茶器に映したも作品。蓋甲面には白蝶貝の厚貝螺鈿を用い、光の加減で表情を変える藤の精を表現。松は全体に緑漆で表し、その上に金高蒔絵で絡み咲く藤を描き、常盤の松と儚い藤を対比させた。現在の多枯の浦は住宅地となり姿を消しているが、内蔵縄麻呂の時代にあった景観に思いを馳せ、過去と現代、未来をつなぐ作品として制作した。伝統工芸と伝統芸能を融合させた、春の茶会に映える薄茶器。
Edition No.1 / 1 (本作のみ)
¥2,000,000
(税込)